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こんにちは、現役不動産店長のだいきです。賃貸のやり取りで、前のメール(引用)を全部消して返信してませんか?
悪気ゼロでもこれ、現場では「対応が遅れる」「確認が増える」=あなたが損になりがちです。
なぜ「引用を消す」と損するのか
対応が遅れる=あなたが損
そして本音を言うと、引用がない返信が来ると、こちらはまず 「誰の話だっけ?」「どの物件だっけ?」「何の用件だっけ?」 を過去メールから探すところから始まります。正直、ここがいちばんだるいです。
だから、どうしても返信が遅くなりがち。これ、あなたに意地悪して「遅らせてやろう」って話じゃなくて、単純に “探す作業”が1工程増える だけなんです。
賃貸ってスピード勝負なので、その数分〜数十分のロスが、地味に致命傷になります。たとえば、確認が1往復増えたり、先に連絡がついた人で話が進んだり。そういう“小さい差”が積み重なって、損するのはだいたいお客様側なんですよね。
心証が落ちる=あなたが損
重要案件ほど履歴が命。引用が無いメールが続くと、「確認が増えるタイプの方かも」と身構えることがあります。結果的にやり取りが増えて、スピード勝負の場面で不利になりやすいです。
「引用を消す=丁寧」は誤解です
昔の慣習で「引用を消すのが礼儀」と教わった方もいますが、物件名・条件・期日が動く不動産の実務では逆効果。スマホの返信テンプレやショートカットで“引用を消す癖”がついていないか、一度だけ見直してください。
現役店長の本音(読者の味方としてあえて言います)
引用なしの返信が続くと、こちらは「この件の前提(物件・条件・期日)」を都度たどり直すことになります。すると、審査やオーナーへの説明の場面で「根拠になるやり取り」を即座に抜き出せず、確認や再連絡が増えがちです。あなたが悪いわけじゃなくても、結果として話が進みにくくなるのがもったいないんです。
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今すぐできる“最低限のマナー”3つ
- 引用は残す
- 件名は変えない(スレッドが切れないように)
- 本文冒頭に要点を1行(物件名/号室/用件) 例)「◯◯マンション201号の申込みの件、身分証(免許証)は本日PDF添付で提出します。」 ※どうしても長くなる時は、該当箇所だけ引用して「>」で抜き出し、その下に回答を書くのが親切です。
【補足】どうしても「引用は消したい派」の人はこれだけ守ってください
引用を消すなら、本文の先頭に「物件名/号室/用件」を1行だけ入れる。これが最強の落としどころです。
例)「◯◯マンション201号:身分証と源泉徴収票を添付しました」
例)「◯◯マンション201号 申込:身分証・源泉徴収票を本メール添付で提出します(入居希望日:12/15)」
この1行があるだけで、担当者の“過去メール掘り→照合→確認”コストが激減します。つまり、あなたの対応が早くなるってことです。
コピペで使える“正しい返信”の型(引用を残す版)
〇〇不動産(株) 〇〇様
いつもお世話になっております。△△です。
◯◯マンション201号室の入居申込みの件、追加で下記承知しました。
・収入証明:源泉徴収票を本日21時までにPDF添付でお送りします。
・駐車場:車検証を明日17時までに提出します。
引き続きよろしくお願いいたします。
(この下に前回メールの引用が続く)
追伸:その「〜したく。」も“無自覚な損”です
「ご確認いただきたく。」「提出したく。」――社内文書ならOKでも、初見の外部パートナーには高圧・命令調に響くことがあります。安全なのは「〜をお願いします」「〜していただけますか?」のシンプル敬語。
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メールも“最初の審査”のうち
態度だけが審査ではありません。メール運用=段取り力は、その後の入居生活のトラブル減にも直結します。
引用を保ったまま、要点を前に――これだけで担当者は本気で動きやすくなります。
まとめ
・引用を消すと、対応が遅れ、心証も落ちる=あなたの損。
・不動産の実務では、履歴が命。引用は残す・件名変えない・要点1行。
・どうしても引用を消すなら「物件名/号室/用件」を先頭1行で書く。これだけで勝てる。
・表現は「お願いします」系が安全。
・小さい配慮が、審査・交渉・入居後のすべてを滑らかにします。
読者が“無自覚な損”をしないように――現場からの本音でした。




