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こんにちは。不動産業界14年目、現役不動産店長・宅建士のだいきです。
春の繁忙期や急な転勤シーズンになると、私の勤める店舗でも、顔面蒼白で相談に来られるお客様が増えます。
その悩みの原因がこれです。
「今の家の退去日が3月末なのに、新居に入居できるのが4月中旬なんです…」
いわゆる「退去と入居のズレ(空白期間)」問題ですね。
人間だけなら、実家に帰ったりビジネスホテルに泊まったりすればなんとかなります。
しかし最大の問題は人間ではありません。家財道具(荷物)です。
冷蔵庫、洗濯機、布団、そして大量のダンボール箱……。
これを持ったままホテルにチェックインするのは現実的じゃない。
ここで、現場のプロとしてはっきり言わせてください。
「その数週間のためだけに、短期賃貸やトランクルームを借りるのは、基本おすすめしません。お金が溶けます。」
今回は、現役店長が提案する「引越しの空白期間を、初期費用を極力かけずに乗り切る“荷物の一時避難術”」を解説します。
これを知っているだけで、引越し費用が数万円、下手をすると10万円近く変わることもあります。
【この記事で分かること】
- 「一時保管」でトランクルームを使うと大損する理由
- 引越し業者の「預かりサービス」が断られるワケ
- 「サマリーポケット」を“引越し便”として使う裏ワザ
- 正直に伝えます:この方法のデメリットと注意点
トランクルームは「初期費用」で損をする
多くの人が真っ先に思いつくのが、「近所のトランクルームを1ヶ月だけ借りる」という方法です。
気持ちは分かります。空白期間だけ置ければ解決ですから。
ただ、私たち不動産屋はこれをあまり勧めません。理由はシンプルで、初期費用が高いからです。
トランクルームって「荷物置き場」っぽく見えるんですが、実態はかなり“賃貸契約に近い”んですよね。
だから、月額が1万円でも、こういう費用が乗ってきます。
【トランクルームの費用の罠】
- 事務手数料(賃料の1ヶ月分〜)
- 鍵関連の費用
- 保証系の費用(保証委託料など)
- 解約予告(短期だと違約金が出ることも)
結果、「2週間だけ置きたい」なのに、初期で3〜4万円、場合によってはそれ以上が普通に起こります。
この時点で、コスパが一気に悪くなる。
しかも地味にキツいのが、運搬です。
自分で車を出して、重い荷物を運んで、汗だくで入れて、また取りに行く。
空白期間って、気持ちも時間も余裕がないので、そこで体力削られるのは結構しんどいです。
引越し業者の「預かり」は断られる(繁忙期は特に)
次に出てくる案がこれ。
「引越し業者に荷物を預かってもらえばいいのでは?」
普段ならそれも正解です。
ただし繁忙期(2月〜4月)は、断られる確率が一気に上がります。
この時期、引越し業者の倉庫もパンパンです。
預かり自体がNGだったり、できても割高になりがち。
さらに怖いのが「トラックまたぎ(荷物を積んだまま保管)」を提案されるパターン。
数日〜2週間の間、トラックの稼働を止めることになるので、追加料金が跳ねるケースも珍しくありません。
店長の本音を言うと、繁忙期の引越しって、もう「荷物を動かす枠」自体が奪い合いです。
預かりまで求めると、難易度が跳ね上がります。
正解:「サマリーポケット」を“引越し便”として使う
そこで私が現場で提案しているのが、宅配収納サービス「サマリーポケット(サマポケ)」を、保管場所ではなく「配送手段」として使う方法です。
本来は「荷物を預ける収納サービス」なんですが、
引越しの空白期間がある人にとっては、これがかなり強い解決策になります。
なぜ「引越し難民」に強いのか?3つの理由
理由はシンプルに3つです。
初期費用がほぼゼロで始められる
トランクルームのように、敷金・礼金・事務手数料・鍵関連などがドカンと乗りません。
かかる費用は基本的に次のイメージです。
- 箱(ボックス):取り寄せ無料
※ボックスは注文から一定期間内に発送・到着確認が必要なので、取り寄せたら早めに発送してください。 - 月額保管料:330円(税込)〜
- 取り出し(配送)送料
ポイントは、「短期で使っても痛くなりにくい設計」になっていること。
空白期間のためだけに使うのと相性がいいんです。
さらに現在「はじめての方限定のお得なキャンペーン(保管料無料やポイント付与など)」をやっていることも多いため、タイミングが合えば実質「送料だけ」で乗り切れる可能性もあります。
※特典内容次第では送料以外も発生する場合があります。内容は時期によって変わるので、必ず公式ページで最新情報をチェックしてください。
旧居から送って、新居で受け取れる(これが本命)
ここが最大の強みです。
- 旧居で集荷してもらう
- 空白期間中は倉庫(空調管理された寺田倉庫・三菱倉庫など)で保管
- 新居が決まったら新住所へ配送
つまり、「保管」と「引越し(運搬)」が同時に終わるんですよね。
自分でレンタカーを借りてトランクルームに運んで、また取りに行く…が要りません。
空白期間の引越しで一番しんどいのは、「荷物をどこに置くか」より、
「荷物を何回動かすか」です。動かす回数が増えるほど、時間もお金も事故率も増えます。
この方法は、その回数を減らせます。
必要なモノだけ「先に出す」「あとで出す」ができる
引越し業者に預けると、基本は一括管理です。
「箱1個だけ先に出したい」は難しいことが多い。
でも宅配収納なら、箱単位で動かしやすい。
「春服だけ先に」「仕事道具だけ先に」「本は後で」
みたいな分割がしやすいのは、地味に助かります。
⚠️ 【重要】デメリットと注意点(ここだけは確認!)
どんなサービスにも弱点はあります。正直に書いておきます。
大型家電・家具は入らない
あくまで「ダンボールに入る荷物(洋服・雑貨・本など)」が対象です。冷蔵庫や洗濯機、ベッドなどの大型家具は預けられません。
→ 大型家具だけは、引越し業者の「家財預かり」や、日時指定できる「家財便」を使いましょう。
「即日取り出し」はできない
倉庫から配送されるため、アプリで依頼してから手元に届くまで最短でも翌日〜数日かかります。
→ 「新居に着いた瞬間に絶対必要なもの(当日の着替え、洗面道具、スマホ充電器)」は、手荷物として自分で運びましょう。
重量制限がある
箱の種類によりますが、1箱あたり20kg〜25kg程度の制限があります。本を詰め込みすぎるとオーバーすることがあるので注意が必要です。
この3点さえクリアできれば、空白期間の対策として、私の現場感ではかなり有力な選択肢になります。
⚠️ 「1ヶ月」で取り出すと損をする?プロの回避術
サマリーポケットには「最低保管期間」というルールがあります。
入庫した月から翌々月末まで(約3ヶ月間)に取り出すと、1箱あたり1,760円の「早期取り出し料金」がかかってしまいます。
「えっ、じゃあ短期間の引越しだと損じゃん!」
と思いますよね?そこで使えるのが、はじめての方限定の「保管料がお得になるキャンペーン(無料期間やポイント付与など)」です。
内容は時期によって変わるので、最新条件は公式ページで確認してください。
【店長の裏ワザ】
すぐに使う荷物以外は、あえて新居ですぐに取り出さず、
「キャンペーンの特典期間(無料やポイント付与など)が終わるギリギリ」まで倉庫に預けっぱなしにしてください。
そうすれば……
① ペナルティ期間(翌々月末)が明けるので早期取り出し料金は0円
② 期間中もキャンペーン適用でお得に保管
③ 引越し直後の新居が荷物だらけにならず広々!
これぞ「肉を切らせて骨を断つ」ならぬ、「期間をズラしてタダにする」最強の活用法です。
具体的な使い方のシミュレーション
ここからは、実際にどう動くか。
「空白期間が2週間ある」を例に、時系列でいきます。
退去の1〜2週間前:箱を取り寄せる
引越しの空白が分かった時点で、まずは箱を確保します。
焦るのは退去直前なので、先に箱だけ押さえるのがコツです。
退去の前日〜数日前:軽い荷物から詰める
入れるのは、基本「軽くて嵩張るもの」「生活必需品じゃないもの」から。
- オフシーズンの服
- 本、書類
- 小物、雑貨
- 予備の寝具
- 思い出系(すぐ使わない)
逆に、空白期間中に必要なもの(2週間分の着替え、洗面道具、PCなど)は手元に残します。
ここを割り切ると、空白期間が一気に身軽になります。
旧居から集荷して発送:荷物は倉庫へ
発送したら、あとは空白期間を過ごすだけ。
人間は、実家・ホテル・マンスリーなど「身一つ」で移動できます。
入居が確定:配送先を新居に切り替える
入居日が見えたら、配送先を新住所に設定します。
空白が長引いても、箱が倉庫にあるので精神的にも楽です。
新居で受け取り:必要な箱から到着させる
新居に入った直後って、部屋がカオスになります。
だからこそ、箱単位で段階的に入れると、片付けがラクです。
大型家具(冷蔵庫・洗濯機・ベッド)はどうする?
ここは割り切りポイントです。
細かい荷物が減るだけで引越し難易度は劇的に下がるので、大型は別ルートでOK。
- 日時指定できる配送(家財系の配送)
- 引越し業者で大型だけ運搬
- これを機に買い替え(繁忙期は納期注意)
店長の現場感で言うと、「小物が消える=引越しが勝つ」です。
空白期間で詰む人の多くは、荷物の9割が小物(ダンボール)に埋まってます。
ざっくりコスト感(考え方だけ押さえる)
細かい料金は時期で変わるので公式ページを確認が前提ですが、考え方はこうです。
- トランクルーム:初期費用が重い+運搬コスト(自分の手間)
- 引越し業者預かり:繁忙期は断られがち+通ると高額になりやすい
- 宅配収納:初期が軽い+運搬込みの発想で使える
空白が2週間程度なら、特に「初期費用の重さ」が効いてきます。
短期ほど、契約型サービスは割高になりがちです。
よくある質問(FAQ)
最後に、お客様からよく聞かれる質問をまとめました。
Q 空白期間が1週間だけでも使えますか?
A. はい、使えます。
ただし「1週間後にすぐ取り出す」と早期取り出し料金がかかるので、記事内で紹介した「キャンペーン期間ギリギリまで預けておく裏ワザ」を使うのがおすすめです。
Q 冷蔵庫や洗濯機は預けられますか?
A. いいえ、預けられません。
サマリーポケットはあくまで「ダンボールに入る荷物」が対象です。大型家電は引越し業者の預かりや、別途配送手配を検討してください。
Q 取り出しにはどれくらい日数がかかりますか?
A. 最短で翌日〜翌々日です。
依頼してから手元に届くまでは配送日数がかかります(地域によります)。当日にパッと出すことはできないので、すぐ使うものは手元に残しておきましょう。
まとめ:焦って高い契約をする前に
退去日が迫ると、どうしても焦ります。
「荷物が入らない!」
「とりあえず近くのトランクルームを契約しなきゃ!」
…ってなりがちなんですが、一度だけ冷静に計算してみてください。
- 初期費用を払って
- 自分で運んで
- 2週間後にまた運ぶ
この「2回動かす」構造が、空白期間のコストを跳ね上げます。
初期費用を抑えつつ、運搬まで一緒に片付けたいなら、
宅配収納を“引越し便”として使う発想はかなり強いです。
特に3月〜4月の引越しシーズンは、トラックも倉庫も早い者勝ち。
「荷物難民」になって途方に暮れる前に、まずは箱だけでも確保しておくのをおすすめします。
じゃあどうする?(結論)
- 空白期間があると分かったら、まず箱を確保する
- 小物(ダンボール)を先に逃がして「人間だけ移動」状態を作る
- 大型は別ルートで割り切る(運ぶ回数を増やさない)
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月額330円〜で荷物を避難
※記事内の料金やキャンペーン情報は執筆時点(2026年1月)のものです。時期により内容が変更される場合があるため、最新情報は必ず公式サイトにてご確認ください。
※サービス利用開始には「ボックスの取り寄せ」だけでなく「荷物の発送(倉庫への到着)」が必要です。箱が届いたら早めに荷物を詰めて発送しましょう。
次に読むと損しません(新生活の固定費つぶし)
最後に:新生活のスタートでつまづかないために
引越しの「空白期間」は、精神的にも体力的にも本当に削られます。
ホテル暮らしでお金は飛ぶし、荷物の心配もしなきゃいけない……。
でも、ここを乗り越えれば楽しい新生活が待っています。
「荷物」という一番のストレスさえ消してしまえば、あとは身一つでどうとでもなります。
賢い選択で、無駄な出費と労力をセーブして、笑顔で新居の鍵を開けてくださいね。
あなたの引越しが上手くいくことを、現場から応援しています!


