【1. はじめに:「不動産屋の態度が悪い」…それ、一般客相手だけだと思っていませんか?】
「不動産屋の電話って、なんか怖い」
「高圧的だったり、ブスッとされてたり…」
一般のお客様がそう感じるのも、無理はありません。
なぜなら、私たち「プロ同士」の電話対応ですら、あまりにも態度が悪い人が多すぎるからです。
こんにちは。現役で不動産店長を務めている「だいき」です。
これは業界への「愚痴」ではありません。
業界に14年いる私が、「マジでこれだけは変わってほしい」と本気で願う「業界の本音」であり、アフィリエイト一切なしの、業界全体の「信用」を取り戻すための記事です。
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【2.【本音】「同業者もお客様」という意識が、あまりにも低すぎる】
私が一番問題だと感じていること。
それは、「相互にお客様である」という視点があまりにも欠けていることです。
(よくあるヤバい事例)
• (自社が)管理している物件の空室確認を、他社から電話で受けた時。
• (他社が)管理している物件に、お客様を案内したくて電話をかけた時。
どちらの立場でも、ブスッとした態度、高圧的な言葉遣、面倒くさそうな保留…
「他の業種より、なんでこんなに割合が高いんだ!?」と、毎日感じています。
考えてみてください。
• (他社が客付けしてくれた場合):その「他社」は、私たちの大切な「大家様」の物件を決めてくれた「お客様」です。
• (こちらが客付けする場合):その「他社(管理会社)」は、私たちの大切な「お客様」に物件を提供してくれる「お客様」です。
そう、「相互にお客様」なんです。
この「本質」をわかっていない、自分勝手(自分本位)な対応が、この業界には多すぎます。
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【3. なぜ「愛想良く」するだけで、全員が得をするのか?】
もし、この業界の全員が「同業者(他社)もお客様だ」という意識を持ったらどうなるでしょう?
1. 担当者(あなた)が得をする
• 相手(他社)も人間です。いつも愛想良く丁寧に対応してくれるAさんには、「Aさんのためなら、ちょっと無理して大家さんに交渉してあげようか」という気持ちになります。
• 逆に、態度の悪いBさんには「(面倒くせえな…)あ、その物件、さっき埋まりました(本当は空いてるけど)」と、平気でウソをつかれる(=チャンスを逃す)ことだってあり得ます。
2. 巡り巡って「一般のお客様」が得をする
• 業者間のやり取りがスムーズになれば、内見の予約も、審査の調整も、すべてがスピードアップします。
• 「A社(だいきの店)に頼んだら、なんか知らんが仕事が早い!」…その「早さ」の裏には、こういう「日頃の信用の積み重ね」があるのです。
電話や内見のときに、他社や管理会社の悪口ばかり言う担当者は、あとであなたのことも同じように扱います。逆に、どこに電話しても丁寧な担当者は、あなたのために本気で動ける人です。
これは本当に見抜きやすいポイントなので、覚えておいてください。
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【4. まとめ:その一本の電話が、あなたの「信用」を決めている】
結論はシンプルです。
「一般のお客様だけでなく、業者も客だと思え」
一般のお客様の前(表)でだけ愛想良くしても、同業者への電話一本(裏)で態度が悪ければ、その「信用」は一瞬で失われます。(業界は狭いので、そういう態度はマジですぐに広まります)
「愛想良くした方が、絶対に自分に返ってくる」
これは精神論ではなく、不動産という「信用」で成り立つ仕事の「本質」です。
この記事が、業界の「当たり前」を少しでも変えるキッカケになれば幸いです。

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